動脈硬化

きょうのブログは動脈硬化の検査について
お話したいと思います。

動脈硬化の検査は CAVI(キャビ)といい、
当クリニックでもよく行われる検査の1つです。

CAVIは、大動脈を含む
心臓Cardio)から足首Ankle)までの動脈Vascular)の硬さを反映する指標Index)で、
動脈硬化が進行するほど高い値となります。

大動脈の進展性の低下は心疾患の発症や
予後を規定する因子となることが知られており、早期診断と管理に役立ちます。


動脈硬化という言葉を、知らない人はいないでしょう。
でも、どんな病気?と聞かれると、うまく説明できないかもしれません。

動脈硬化とは、わかりやすくいえば血管の老化です。

肌にシワやシミができたり、たるんだりするのと同じように、
血管も年齢とともに傷つき、弱り、しなやかさも低下します。
ただ肌の老化などと違うのは、生命にかかわる老化だということです。
外からはわかりにくいため、ほとんどの人が血管の老化には気がつかず放置しています。
その結果、血液の通り道が狭くなったり、血栓ができてつまったりし、
ある日突然、心筋梗塞や脳卒中といった重大な病気を引き起こします。
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動脈硬化というと、すぐにコレステロールのことを想起する人が多いのではないでしょうか。
血液中のコレステロールが多い脂質異常症は、たしかに動脈硬化の大きな要因です。
でも最近の研究から、コレステロールの中でも、
とくに超悪玉といわれる小型LDLコレステロールが多いと、動脈硬化を起こしやすいことがわかってきています。
その反対に、善玉(HDL)コレステロールが多いと、動脈硬化のリスクは低くなります。
つまりコレステロールはそのタイプによって、動脈硬化への影響が異なるのです。

もうひとつ知っておきたいのは、コレステロール値がそれほど高くない人でも、
動脈硬化を起こすことが少なくないことです。
実は動脈硬化には、肥満(とくに内臓脂肪型肥満)、高血圧、高血糖、脂質代謝異常など
さまざまな危険因子が関係しています。
多くの患者さんの場合、これらが複合的に重なって動脈硬化を起こしています。
コレステロールだけが問題ではないのです。

老化というとお年寄りをイメージするかもしれませんが、
血管の老化は子どもの頃からすでに始まっています。
30歳頃には、かなりの人の血管で軽い動脈硬化がみられ、
40歳くらいからは、ほとんどすべての人の血管が動脈硬化状態といわれます。
できれば30歳から、自分でも血圧を測定するなどして血管の状態に気をつけましょう。

検査を希望するかたは、職員へご相談ください。



9月の医療講演で、田村副院長の講演内容と重複する部分があるかと思います。
動画のリンクがありますので、ぜひ見てみてください🔽
2019/9/26医療講演 「血管を元気にするために」


🐱事務 西山🐱
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