塩ってすごい

皆さんこんにちは。堰堤大好きソーシャルワーカーの大野です。

11月16日(木)〜17日(金)の2日に渡って札幌市内で開催された「ソルトセラピスト講座」に参加してきました。塩で2日間も受講したの?と思うなかれ、塩は奥が深いのです。講師は健康回復学研究所の工藤清敏所長です。
工藤先生から学んだことを少し書いてみますので、ご参考まで。

日本では1905年(明治38年)より塩が専売制となった。一般に売られている塩は「精製塩」というタイプに分類され、成分の99.99%以上が塩化ナトリウム(Nacl)である。それ以外の塩には「自然塩」がある。さらに自然塩は人が関わっていない塩と、人が関わって作る塩の2つに分類される。人が関わっていない塩(自然界の中で放置されて出来る塩)の成分は99.9%以上が塩化ナトリウム(Nacl)である。機械で大量に生産される精製塩や製造に人が関わっていない自然塩は値段が比較的安価であるため、私たちは塩の質の違いがわからないまま現在もそのような塩を長年摂取している。一方で人が関わって作る塩は成分の95〜98%が塩化ナトリウム、残りの2〜5%は人の体に重要な微量ミネラル分なのである。では、なぜ人が関わって作る塩だと微量ミネラル分が残るのか?それは海水を蒸発乾燥させる工程で、水分を完全に蒸発させると微量ミネラル分は最後まで水分として残っているマグネシウムを多く含む水(にがりの主成分)と一緒に蒸発してしまう。そのため最後まで完全に水分を蒸発させずに、マグネシウムを多く含む水分を人が取り除くことで微量ミネラル分が塩の中に残り結晶化する。それこそが質的に「良い塩」であるが、人が関わる事で当然値段も高い。値段が高いと売れにくく、その結果として良い塩を作っている人が廃業に追い込まれてしまうということが起きる。
しかしその一方で、私たちは人の体液成分は海水の成分とほとんど同じであることを知っておく必要がある。体調不良で病院にかかると生理食塩水を点滴されることがあるが、そこには塩化ナトリウムだけではなく、海水に含まれる他の成分も含まれているのである。体調を回復させるには海水の成分とほとんど同じものを点滴するのに、国民には減塩が強く推奨され、微量ミネラル分を含まない塩化ナトリウム成分のみの精製塩を広く販売しているという事実をどう考えればよいのだろうか。

工藤先生は、塩化ナトリウムだけではなくて、微量ミネラルも摂らないと体のバランスが崩れてしまい色々な体調不良として現れる。つまり良い塩を摂ることで体調を回復させることが出来るのだ、とご自身の塩の摂取体験や塩作りを通してお話されていました。その他にも良い塩を摂った方々の健康回復体験談などが紹介されました。
ちなみに、後日調べたところ、塩の専売制度は1997年に廃止されており、現在は「塩事業法」という法律のもと、原則自由販売となっているようです。私たちが健康で長生き出来るように塩の摂り方ひとつでも見直すことが大事なんだなぁと実感した講座でした。
受講させていただき、ありがとうございました。

塩
良い塩が含まれる点眼と、神寶鹽(しんぽうえん)


医療ソーシャルワーカー・大野(文画)

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